コロンビア産 エメラルド

三大宝石の一つでもあり、5月の誕生石「エメラルド」。

歴史は古く、
宝石として利用され始めたのは、紀元前2000年ぐらいと言われ、かつてのエジプトの女王、クレオパトラもエメラルドに魅了された一人だと言い伝えられております。


エメラルドの主要産出国には、ブラジルやザンビア、マダガスカルなどもありますが、世界の産出量の80%をカバーしているのはコロンビアです。

コロンビアにおけるエメラルドの埋蔵量も世界一ですが、
品質・大きさにおいても、他を圧倒する高評価を受けております。

コロビアエメラルドの研磨、取引の中心は、
首都 ボゴタで行われております。ボゴタは山に囲まれた盆地で、海抜2600m(富士山の5合目くらい)の高地に位置し、気候は1年を通して日本の秋(10月くらい)です。

コロンビアにはいくつかの鉱山が存在し、その鉱山によって品質の違いがあります。代表的な鉱山は、
ムソー、ピタ、コスクエス、チボール、ガチャラ鉱山などです。
ムソー、ピタ、コスクエス鉱山は、エメラルドの産出で有名な、ボジャカ州にあり、距離もそんなに離れていません。チボール、ガチャラ鉱山は、そこから距離で約100kmほど離れております。

産出量については、あくまでも現地買付をしている中での私的見解ですが、ムソー、ピタ、コスクエス系の鉱山のものが一番多く産出されていると思われます。
次にチボール、ガチャラ鉱山と続き、後者のガチャラ鉱山は小粒で品質の高い原石が産出されておりましたが、現在はほとんど見かけることがありません。

品質については、ムソー産は緑色が濃く、彩度も高く最高品質と言われております。コスクエス産は、やや黄色みを帯びた深い緑色の美しい結晶です。

最後に、チボール産の特徴は、青みがかった透明度の高い結晶で、内包物やキズが少ないことで有名です。
ムソー系統の石とはあきらかに材質が違うので、コロンビア産エメラルドの中でも、チボールだけは肉眼で他の鉱山のエメラルドと見分けることが可能な事が多いです。

わたくし自身の個人的意見ですが、エメラルドの中で一番きれいだと思うのは、青みがあり、透明感があるチボール産です。

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   ブラジル産 インペリアル トパーズ

11月の誕生石、トパーズ。

和名で「黄玉」と呼ばれるように、トパーズは黄色を代表とする石ですが他にも無色、ピンク、オレンジ、青など多くの色調を持った宝石です。


トパーズは、基本的に2種類に分類されます。一つはF(フッ素)タイプと言い、大半のトパーズはこちらに属します。成分の中にフッ素が多く、光や熱で変色します。身近で知られている代表的な石は、ブルートパーズです。

もう一つは、OH(水酸基)タイプと言い、インペリアル トパーズがこれにあたります。成分の中で水酸基が多いので、屈折率が高く、光に長時間さらしても変色しないとされております。硬度も8と高く、とても硬い石です。

上記に述べたように、トパーズにも色々な種類がありますが、その中で最も
価値があり高額で取引されているのが、「インペリアル(皇帝) トパーズ」です。

この石の色合いは、
「黄・ピンク・赤」とありますが、その中でも代表的な色は、「シェリー カラー(シェリー酒に似た赤みを含んだ色)」と呼ばれとても綺麗な石です。

インペリアル トパーズは、赤色が強くなる程評価が上がり、2CTアップになると更に高額で取引されています。

また、この石の最高品質は
「レッド トパーズ」と鑑別書で表記される事が
あります。

インペリアル トパーズの産地は、世界でもとても少なく、宝飾用として扱えるのは、広大な土地を持つブラジルの中でも、「ミナスジェライス州 オーロプレート」だけで、世界遺産にも登録されている石畳の綺麗な町並みです。

インペリアル トパーズの魅力を、言葉でお伝えするのは非常に難しいですが、その個体の中には、「赤〜ピンク〜黄」などの様々な色素が、絶妙のバランスで混ざり、
他の宝石には存在しない、特有の質感や色合いを持っています。

インペリアル トパーズは、インクルージョンの少ない石で、
上品で高級感あふれる、非常に美しい宝石です。

     ブラジル産 アクアマリン

世界中の女性に愛されている半貴石、アクアマリン。3月の誕生石と言うことでも有名ですね。

代表的な産出国は、ブラジル。現地には、
みずみずしい色をした素敵なアクアマリンがたくさんあります。

そしてアクアマリンは、色に上下の幅が少ないので、エメラルドよりも評価が難しい石です。

その中でも、一躍有名になったのが、
「サンタマリア アクアマリン」。現在、アクアマリンの中でも最高品質と位置づけられております。

この石はブラジルの、
ミナス ジェライス州・イタビラ、のサンタマリア鉱山で発見されたのでその名がつけられました。
一般的なアクアマリンと比較しますと、
ブルーが強く、そして濃すぎず、テリがあります。

もちろん、「サンタマリア アクアマリン」にも品質の甲乙があり、その評価は非常に難しく、わたくし自身、サンタマリアを覚えるのに、非常に苦労したことを覚えております。

近年、アフリカのモザンビークからもアクアマリンが産出し、サンタマリアの色に似ていることから、その名も「サンタマリア アフリカーナ」と呼ばれる様になりました。

しかし、そのアクアマリンは少し暗いブルーであることから、ブラジル産(元祖サンタマリア)の方が高い評価を受けております。

また、宝石の商取引においてもブラジル産とアフリカ産では、価格差があることも事実であります。